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指導方針(LL)

LL監督 渡辺 知之

脳・神経系の可塑性(やわらかさ)と発達の関係から9歳~12歳はゴールデンエイジとよばれていますが、LLの年齢はその前期です。 ゴールデンエイジは見たり動いたりということだけで(余り考えることなく)いわゆる「即座の学習」が出来ること、またこの時期に習得した技術は大人になっても身についている、そういった年代です。 
9歳~10歳は発育の程度が肉体的にもメンタル的にも個人差が大きな年代です。サッカーにおいてもキック力や走力に個々の差がありますが、この時期はボールコントロール技術を身体で覚えさせる事、周囲との連携の意識を持たせることが最も重要です。

1.ボールコントロール技術を身につける
身体のいろいろな部分を使ってボールにタッチし、正確に(自分の思い通りに)ボールを動かすことが出来るように指導します。 数種のキックを正確にすることも含むボールコントロール技術の向上の為にはリフティングやコーンドリブル、パス練習等を繰り返しすることが必要です。子供達は反復練習は余り好きではありませんがゲーム性を持たせることと自分の上達が感じられるようにすること(ほめる、反復でも難度を徐々に上げる等)で楽しく、目を輝かせてやるように仕向けたいと考えています。

2.周囲との連携、状況判断のために
ドリブルやパス等の練習の際にも口うるさい位にルックアップを意識させますが、周囲との連携や状況判断向上の最も良い練習はゲームです。 ミニゲーム、中ゲームで広い範囲を見ることが出来るように、より幅広いプレイが選択できるように指導します。 また、LLの時期は色々なポジションを経験させて、プレーの幅を拡げることが成長につながります。

3.試合に勝つことと楽しむこと
試合中ベンチに居て楽しい子供はいないのでなるべく皆の出場時間を均等にしてしかも色々なポジションを経験させるのがサッカーを皆で楽しむ一つの方向です。 しかしもう一方でサッカーはやはり勝った方が楽しいし、盛り上がります。 市大会等の公式戦は前者より後者を重視し、練習試合は前者を重視する、ということ位で考え、常に両者を追及する姿勢で対外試合に臨みたいと考えています。

4.親の役割と応援
Lになると子供達はサッカー選手として扱われるようになり、子供もサッカーに関しては親からの指示や指導はなかなか受け入れなくなります。 親の指示で動いていたSL年代からLの年代に移る過渡期がLLの時期であり、子供の自立も不十分のため、親の協力なしには運営し難い時期です。是非楽しみながら練習や試合に参加し、応援(指示ではありません)してください。 出来れば自分の子供だけでなく全ての子を。 また、この年代の子供は怒るより注意するより褒めるほうが伸びるということを忘れずに。。。